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  • 2023/06/02
  • 健康コラム

脊柱管狭窄症

みなさんは、「脊柱管狭窄症」という病気をご存知でしょうか。脊柱管狭窄症の主な症状は、歩行時に痛みを感じて歩けなくなる、長く立つことができないなどがあります。歩行時や経っているときに体が痛い、もしくは不調を感じている方は脊柱管狭窄症の可能性があります。そこで今回は脊柱管狭窄症とは何か、脊柱管狭窄症の原因や改善方法についてお伝えいたします。

目次

  1. 1.脊柱管狭窄症とは?
  2. 2.脊柱管狭窄症の原因
  3. 3.脊柱管狭窄症の改善方法
  4. ㋑病院での治療は薬物治療や手術
  5. ㋺手術をしたとしても歩けないケースがある
  6. ㋩整体や接骨院での改善方法
  7. 4.脊柱管狭窄症改善を神戸市須磨区で目指すならきたすま接骨院へ!

1.脊柱管狭窄症とは?

脊柱管は背骨に部分にあるのです。背骨の部分は大きく分けて、背骨・椎間板、神経、靱帯の4つから成り立っています。この神経を守っているのが脊柱管です。この脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されて痛みを感じるのが脊柱管狭窄症です。

脊柱管狭窄症には、神経根型・馬尾型・混合型の3タイプがあります。

神経根型は、神経根に炎症が起こるタイプです。ご自身の体の使い方が原因で、左右のどちらかに症状が現れることが多く片方の足だけがしびれや痛みが出ますが、まれに両方の足に症状が出ることもあります。

 馬尾型は、馬尾神経に炎症が起こるタイプで、神経根よりも馬尾神経の方が範囲は広いため、症状も神経根型よりも多岐に渡って現れます。両方の足に症状を感じ、しびれや痛みに加えて筋力が衰え、足先が冷たく感じるなどの感覚異常まであります。また、膀胱や直腸にも影響があり、神経障害から排尿や排便を自身でコントロールすることができなくなって、最悪の場合、失禁することもあります。

 混合型は、神経根と馬尾神経の両方の症状が現れ、馬尾型よりも症状が重いです。椎間板の変形や背骨の骨折、すべり症などが症状として挙げられます。

2.脊柱管狭窄症の原因

では、どうして脊柱管狭窄症になるのでしょうか。脊柱管狭窄症は長く体を使っていると起こるため、原因は人によって異なります。加齢で椎間板が変形したり、潰れたりすることによって脊柱管狭窄症になるといわれることがありますが、これは根本的な原因ではありません。病院では「加齢によるものだ」といわれることが多いですが、年を取った人全員が脊柱管狭窄症になるかというとそうではないからです。

脊柱管狭窄症の原因は、日常生活や動作が関係していると考えられています。歩く・立つなどの動作が正しい姿勢で正しく行われていないことや、過去のケガや、仕事や家事による体への負担が積み重なり、脊柱管狭窄症という症状が現れているのです。

脊柱管狭窄症の原因は人により異なりますが、椎間板が変形し、背骨の間が狭くなったことは原因とは関係ありません。

脊柱管狭窄症になる人の共通点に、骨盤・背骨・股関節の動きの悪さがあります。また、脊柱管狭窄症の発症に至るまでに考えられる原因は、運動不足や歩行不足、過去のケガです。日々の過ごし方からのクセや姿勢の悪さなど、人によって異なります。そのため根本的な原因を追求し、原因をきちんとわかった上で改善していく必要があります。

脊柱管狭窄症を改善するのであれば、ご自身の生活態度や姿勢、動き方などを振り返り、原因を突き止めることが大切です。

3.脊柱管狭窄症の改善方法

脊柱管狭窄症の改善方法や治療方法にはどんなものがあるのでしょうか。脊柱管狭窄症は、病院での治療と接骨院での改善方法に分けられます。ここからは病院での治療法と接骨院での改善方法をそれぞれ詳しくご紹介します。

 ㋑病院での治療は薬物治療や手術

脊柱管狭窄症は何もしないで自然に治ることはありません。病院での主な治療方法は、薬物治療と手術です。薬物治療では、シップや塗り薬といった外用薬や痛み、炎症を抑える鎮痛剤、筋肉をほぐすことで腰の痛みを和らげる筋弛緩剤、神経が原因の場合は神経の回復のためにビタミン剤などが処方されます。

また、手術は狭くなった脊柱管を広げる腰椎椎弓切除術やプレートなどの医療器具を使用し、脊柱管狭窄症の症状が出ている箇所の脊椎を固定する脊椎固定術があります。

 手術をしたとしても歩けないケースがある

「病院で手術をしたら治るのでは」と考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、脊椎固定術は再発の可能性が極めて高い上に、1ヶ月ほど入院してリハビリも行わなければなりません。また、椎間板が再生されるわけではない上に、椎間板にダメージも与えることもあります。

病院の治療は薬で炎症を抑えることや椎間板が原因だと考えるため、根本的な原因の元になっているものを治しているわけではありません。そのため、手術をしても歩けないなどの問題が発生するケースもあります。高額なお金を払って手術をして痛い思いをしても、治らないケースも少なからず存在しているのです。そこでおすすめしたいのが、「接骨院」での治療です。

 整体や接骨院での改善方法

整体や接骨院での脊柱管狭窄症の治療は、まず体を悪くしている原因を探り、日常生活の行動を見直します。その後、歩き方や動き方、脊髄の機能回復などの機能の改善を行います。さらに、変形した組織を正します。それぞれを少しずつ段階的に改善することによって、治すのが難しいと言われている脊柱管狭窄症の改善に導きます。

痛みだけを取り除こうとすれば、原因を解明することもしないため、脊柱管狭窄症の症状を繰り返すことになります。さらには、時間の経過とともに症状が悪くなることもあります。

また、手術を行った場合も原因の究明と機能の改善を行っていないため、手術後に歩けなくなったり、歩けるようになって良くなったとしても1年後くらいで症状が戻り、また手術をしなければならないような状況に戻ったりします。

 整体や接骨院での治療期間は、最短で3ヶ月、平均で6ヶ月、症状がひどい場合や今まであまり歩いて来なかった方であればもっと長くかかり、1年以上かかる方も中にはいます。また、施術だけではなく、運動指導や生活指導も行い、ご自身で運動やストレッチなどもして改善につなげていきます。体操やストレッチなどの理学療法も有効だからです。

整体や接骨院では、悪い原因を突き止めて治し、運動やストレッチによって、本来の体の動きや正しい歩き方ができるようにサポートします。脊柱管狭窄症を治すのに必要なことは時間がかかるため、本当に治したいという気持ちとご自身でこつこつ運動やストレッチなどを行うことが必要です。

4.脊柱管狭窄症改善を神戸市須磨区で

 目指すならきたすま接骨院へ!

脊柱管狭窄症でお悩みの方は、神戸市須磨区の「きたすま接骨院」にお任せください!痛みを治すのではなく、痛みの元となる原因をなくすために、総合的にアプローチする施術を行っております。施術を受けたあとすぐだけ痛みがなくなって、またしばらくしたら痛みが出てくるのでは、意味がないと考えて、根本的な改善を目指し施術を行っております。

原因を見つけ出し的確な施術を行うため、カウンセリングに力を入れています。また、再発防止のために施術だけでなくストレッチの方法や睡眠、食事などの日常生活におけるアドバイスも行っております。脊柱管狭窄症で歩けない、痛みを抱えているという方は、きたすま接骨院へお越しください。

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